飛騨/旭川/徳島の椅子たち
Item Collection

HIDA/飛騨産業 - シカ/SHIKA
design:隈 研吾 製造:岐阜県高山市
鹿の軽やかで可愛らしい躍動感を
飛騨産業の卓越した木加工技術によって
作り上げた椅子。
隈 研吾/kengo kuma
1954年生。東京大学建築学科大学院修了。1990年隈研吾建築都市設計事務所設立。慶應義塾大学教授、東京大学教授を経て、現在、東京大学特別教授・名誉教授。これまで20か国を超す国々で建築を設計し、国内外で様々な賞を受けている。その土地の環境、文化に溶け込む建築を目指し、ヒューマンスケールのやさしく、やわらかなデザインを提案している。また、コンクリートや鉄に代る新しい素材の探求を通じて、工業化社会の後の建築のあり方を追求している。


肘掛けから横に延びて背に繋がる繊細なカーブは、
牡鹿の角のカーブからヒントを得ながら導き出した。
テーブルの周りに並んだ椅子は群れ生活をする鹿の家族を想起させる。

Arm Chair Wood Seat
Walnut / White Oak
・AK201AU / AK201AN
W51.5×D49.5×高さ68.5 SH42 AH66cm

Arm Chair Fabric Seat
Walnut / White Oak
・AK200AU / AK200AN
W51.5×D49.5×H68.5 SH44 AH66cm

【店舗画像】
item:アームチェア(板座)
樹種:ホワイトオーク
仕上:オイル
Kitani/キタニ - Marilyn
design:岩倉榮利 製造:岐阜県高山市
IE-02 チェア
樹種:ウォルナット/オーク
仕上:オイルフィニッシュ/ウレタンクリア
張地:LR(本革)/FR(布)
サイズ:幅60×奥行54×高さ71.5・座高40.5・肘高64cm
北欧の心に触れる日本人のためのダイニング
北欧家具を製作し続けるキタニと岩倉榮利氏とのコラボレーションにより誕生したダイニングセットです。ダイニングに上質なくつろぎをもたらす北欧テイストと、日本人の体に合ったサイズ設計が最大の魅力です。

美しく合理的な木取り
木の美しさをとことん引き出すこのウェグナーの手法に、尊敬の念を抱かない家具メーカーはいないでしょう。我々は、このIEダイニングチェアの開発に、日用品としての機能性、美しい木取り、加えて無駄を出さない事によるコストパフォーマンスも、課題として取り組みました。

ハーフアームの理由
いつもナイフとフォークで食事をする西洋人は、肘を広げます。腕を休める肘掛けの有用性はデザイン上大切でした。一方、日本人は脇を締めて食事をするので、その便利さに気づくのは最近でした。それでも立ったり座ったりする際に、このようなハーフアームは、長いアームほど邪魔にならないで、体を滑り込ませることができ、体重を預ける握りのような部位は、たいへん重宝します。

自由度を高める座面とアームの関係
ハーフアームに加えて、幅広の座面が、正座やあぐら、横座りを可能にし、会話や寛ぎのために体の向きを変える自由度を生みます。姿勢の自由度が高いため、ハーフアームを利用しての立ち座りもスムーズ。このゆとりを生むフォルムがこらからのダイニングの主流です。

取り替えられる理由
座面は、座裏からネジでの固定になっていますので、座をご家庭で簡単に取り替える事が出来ます。お手入れが容易ですし、座面は、模様替えの為の交換パーツとしてもお求めいただけます。

【店舗画像】
樹種:ウォルナット オイルフィニッシュ
座面:レザー LRL-BK※顔料仕上げ(型押し)

【以前の展示品】
樹種:ウォルナット オイルフィニッシュ
座面:ファブリック FR3-UP9513
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匠工芸/TAKUMI - yamanami
design:小林幹也 製造:北海道旭川市
YC2チェア
樹種:北海道産ナラ/ウォルナット
仕上:ウレタンクリア/オイル
張地:ファブリック/レザー
サイズ:幅59.5×奥行52.5×高さ71.5・座高43cm
重量:6kg
Story
匠工芸の社屋から見ることのできる大雪山。YC2の背もたれはその山並から着想を得ました。
数年ぶりに一緒にお仕事をすることになったデザイナーの小林幹也さんからお話をいただいた時には、この形はほぼ完成していました。当時の匠工芸のラインナップからは、かけ離れたデザイン。
提案を受けた時には、挑戦するべきか否か、迷いもよぎりました。
しかし、実際に出来上がった試作品を見て、その迷いは一掃されました。背もたれの独特なフォルムが生み出す存在感、シンプルで美しい脚の形状。優れたデザインとクラフトマンシップが合わさって生まれたYC2は、今では匠工芸を代表するイスになっています。
Point

背もたれのフォルム
YC2の1番の特徴は、独特の形状の背もたれです。職人の手仕事によって作り出される曲面は、背もたれとアーム部分を滑らかにつないでいます。
この形状は、この椅子にデザイン性をもたらすとともに、背中を柔らかく包み込む座り心地のよさも生み出しています。
山並みの終点、ふもとにあたるアーム部分はセミアーム形状。使ってる時も、テーブルにしまう時も邪魔にならない形です。

背もたれの素材
背もたれは、無垢材をそのまま使用するのではなく、材料をレンガ積みにしています。「集成材」と呼ばれる材料の一種です。日本では無垢材に比べると低く評価されがちな集成材ですが、YC2の背もたれには豊かな表情が生まれています。また、無駄なく材料を使用できるため、流通量が限られている道産ナラ材だけで製作することが可能になりました。

全体の構造
どうしても背もたれの形状に目が行きがちなYC2ですが、他の部分にもこだわりがつまっています。
まっすぐな丸棒で作られた脚は、前脚は八の字型、後脚は逆八の字型になっています。この構造は、「どこから見ても美しく見えるように」という狙いで考えられたもの。
シンプルで美しい構造が、どこに置いてもその場になじむ、YC2の汎用性を生み出しています。






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宮崎椅子製作 - DC09
design:INODA+SVEJE 製造:徳島県鳴門市
アームチェア
樹種:ウォールナット/レッドオーク/ブラックチェリー
仕上:蜜蠟ワックス
座面:板座
サイズ:幅54×奥行51×高さ74・座高43.5・肘高62.5cm
座面とヌキを一体化して、強度を保てる限界まで薄く削った無垢の座面。一方で、背、アーム、脚部には、木のボリューム感をたっぷりと持たせている。大きな木の塊から1ピースで削り出した彫刻のようなフォルムが特徴。

横からのフォルム

背もたれの拡大

仕上:蜜蝋ワックス
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資料請求:宮崎椅子-DC09
当店より、パンフレット(宮崎椅子製作所)を送付致しております。
※もちろん費用は、無料です。