cosine / コサイン

私たちは、北海道・旭川で
木のものづくりをしています。
株式会社コサインは、「木」「つくり手」「使い手」が共にあるような、
長く暮らしに寄り添う生活道具を作っています。
木の素材感が際立つシンプルな美しさを大切に、硬かな技術でものづくりに向き合い、
長い年月をかけて育った木を無駄にせず、最後まで使いきる工夫をしています。
そして、長くお使いいただくことを考え、お客様とのつながりを大切にしています。
-History-

始まりが
スイッチカバーだった理由。
長い年月をかけて生長した木なのに、
家具にならずに捨てられた部分がある。
それを何とかしたくて、コサインは誕生しました。
最初のオリジナル製品は木のスイッチカバー。
協力会社の家具や部品製作の仕事を手がけながらの地道な歩みでした。
端材までも最後まで使い切るのが、
コサインのものづくりの原点です。
「コサイン5つの約束」
「長く大切に使える、木の生活道具」を作る、私たちの約束です。

1.材料に感謝します。
私たちは、長い年月をかけて育った木を材料にものづくりをしています。木は自然が生み、育てた大切な資源。木に感謝し、短材や木っ端も最後まで使いきる工夫をします。

2.木が生きる使い方をします。
自然素材である木材は適切に木取ることが肝心。どの部分をどの向きで、どの製品のどにに使うか、表情もクセも違う木材から適切に木取る、この“ものづくりの始まり”を大切にします。

3.確かな技術でつくります。
生活道具としての使いやすさを追求すると同時に、組み立て式であればこその確かな技術を磨きます。また生活道具としての強度をより保つため、「ほぞ組」「あられ組」「千切り」など伝統的な技法も適所に用います。

4.仕上げの技を磨きます。
仕上げ工程はコサインの真骨頂です。エッジの緊張感・肌のなめらかさ・つなぎ目の美しさ。これらは製品の完成度を決定づける、とても繊細で大切な要素です。機械化はできません。つくり手が腕と感性で日々努力を続けます。
5.長くお使いいただくことを考えています。
手入れをしながら使い、自分だけの道具に育てる楽しみは、木の生活道具ならでは。
長く気持ちよくお使いいただくために、製品がお手元に届いた時から私たちはお客様と共にあります。
「つかい手」の皆様とのつながりを大切にし、コサイン製品があるくらしをサポートします。
コサインが使用する樹種は、
メープル・ウォルナット・ナラ・サクラの4種類

メープル
硬くて密で、絹のように艶やか。最初は白っぽいが、経年変化により飴色になる。

ウォルナット
生地は紫がかかった灰色。磨くと深みのある
濃茶色になる。

サクラ
落ち着いた光沢が魅力の赤茶色の材。使うほどに深みが増す。

ナラ
野性味のある木目が特徴的なベージュ色の材。硬く力強い質感。
エイジングの楽しみ
木の家具や道具を使う楽しみの1つはエイジングです。時間が経つと変化していく、それが木の魅力。白っぽかったメープルは徐々に飴色に変化していきます。経年変化で起こる色の変化は、光によるもの・木の成分によるものがあるそうです。また、オイル仕上げの製品はオイルメンテナンスをしながら使うと風合いが増し、自分だけの道具に育っていく楽しさを味わうことができます。 使うオイルは自然の植物油をベースにした自然系塗料。人に安全なことはもちろん、木にとっても良いオイルです。

「ものづくりの現場」
-ドレスラックができるまで-
コサインのハンガーで15着以上も掛かる収納力と、たたんで移動できる身軽さ、シンプルで飽きのこない美しいデザインと素材感で人気のドレスラック。
昔も今も変わらぬ、コサインの顔ともいうべき製品です。そんなドレスラックができるまでを追って、コサインのものづくりの工程をご覧ください。

1.製品開発
品質と機能性を備えた製品を作るため、会議や試作・検討を重ねて図面を作ります。

2.材料選び
ドレスラックに適した材料を選び、1枚1枚厳しくチェックします。

3.クロスカット
まずは大まかな長さを決めて、大きな材をカットします。

4.リップソー
続いて幅を決めます。割れや節をかわしながら無駄のないようにカット。

5.モルダー
上下に刃のついた機械で、材料の厚みを一定に削ります。

6.NC
コンピュータ制御の加工機械で、脚の形を削り出し、穴を開けます。

7.仕上げ

丸みのある部分は、手で扱う研磨機械(フリーサンダー)で。

平らな面は大きな機械(ワイドベルトサンダー)を使って仕上げます。

8.オイル塗装
手作業で丁寧に。植物油をベースにした、人にも環境にも優しい塗料を使います。

9.梱包
脚・丸棒・手掛け・金具・革ベルトを、キズがつかないよう梱包します。

10.展示・販売
店頭では、暮らしのイメージが伝わるような展示方法を心がけています。
Item Collection
コサインで時を刻む
バリエーション豊かな時計は、コサインの得意分野。
使う人や目的に合わせて選べる時計で、上質に時を重ねましょう。
年月を刻むごとに変化する木の風合いに、愛着もひとしお。
「木を育てる」「木を楽しむ」がテーマの、コサインの木のもの。
思いを込めた贈り物にもぴったりです。


カッコー時計

掛け時(カラー)
モノグラムのオーダーが一番多い時計でもあります。
※よく聞かれますが、赤い色は動きません。

掛け時計(R)
木目で面白いリズム感が生まれました
時間によって変わる、光と影がつくる表情も楽しい。何気ない中にも面白い表情のある時計です。

no.270 時計
ドレスラックに似合う掛け時計
洋室にも和室にも合い、シンプル・ふつうであることが身上のコサインのドレスラック。
そんなドレスラックと一緒に使いたくなるような掛け時計です。
ドラスラックのようにシンプル、けれど静かな存在感がある…そんなデザインを目指しました。
時が流れるように緩やかな円を描く独特の曲面と、数字の代わりに刻まれたスリットがアクセントの文字盤は、デザイン性の高い上、見やすくもあるという機能美を備えています。
壁面に緩やかな丘ができたような穏やかな表情の中に、無垢材の木目が映えます。

【カッコー時計:店舗画像】
※現品の販売が可能な商品です。

【掛け時計(カラー):店舗画像】
樹種:メープル
仕上:ウレタン塗装
サイズ:径28×奥行3.5cm
※現品の販売が可能な商品です。

【掛け時計(R):店舗画像】
樹種:北海道タモ
仕上:ウレタン塗装
サイズ:幅30×奥行4×高さ30cm
※現品の販売が可能な商品です。

【no.270時計:店舗画像】
樹種:メープル
仕上:ウレタン塗装
サイズ:径28×奥行3.5cm
※現品の販売が可能な商品です。
20年以上のロングセラー
コサインのドレスラック

商品名:ドレスラック
商品名:ドレスラック ワイド
商品名:ドレスラック(小)

【ドレスラック:以前の展示品】
樹種:メープル 仕上;オイル
※実物の確認ご希望の場合は、ご購入の有無を問わず、取り寄せ可能な商品です。
【ドレスラック:Instagram 掲載】
※MIYOSHI FURNITURE instagram へ



場所をとらない、玄関を心地よくするスツール
上品さを持った美しい立ち姿でお出迎えして、日々癒してくれるような一脚です。
反りの座面とふっくらとした脚は、実は神社仏閣などにみられる”反りとむくりの
美”を取り入れたデザインで、小ぶりな中にも伝統的美しさが息づいています。
【エントランススツール:Instagram 掲載】




立ち姿の美しさ、手触りのあたたかさ
無垢材から削り出され、踵への当たりや
滑り具合、持ち手の握り心地を考え
抜いた靴べらは、彫刻を思わせるなめらかなフォルムに仕上がりました。
持ち手部分には牛革の革紐がついており、フックなどにかけておくのに役立ちます。
木材も革紐も使い込むことで表情を変え愛着を増していきます。
靴べら(L)は屈まずに使える長さです。
スツールと一緒にセットしておけば、誰でも使いやすい玄関になります。
玄関はお客様の第一印象が決まる場所です。
だからでしょうか、新築祝いにも良くご利用いただきます。

商品名:靴べら(L)と専用スタンド

【エントランススツール/靴べらL:店舗画像】
樹:北海道タモ(スツール)/ウォールナット(靴べら)
仕上:オイル
※現品の販売が可能な商品です。

【エントランススツール:以前の展示品】
樹種:メープル
仕上:オイル

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